Skip to content

【SI-9300R新機能紹介】充放電プロファイルの自動車用電池サイクル試験

金曜日, 9月 2, 2022


充放電とインピーダンス測定の両機能を併せ持つバッテリーアナライザーSI-9300Rの新機能のご紹介をさせて頂きます。

標準的な充放電試験により、充放電効率や電池容量劣化などに電池の基礎的な情報を得ることができますが、実際の走行時の電池の充放電パターンとは異なります。このため、標準的な充放電試験では、実走行における安全性、電池の劣化、信頼性に関して十分に試験ができているとは言い切れません。

例えば、電気自動車の性能比較を統一的な基準で実施できるようにするため、国際電気標準会議(International Electrotechnical Commission)は、IEC 62660 – 1 により、電気自動車(BEV)とハイブリッド車(HEV)の動力用に使用されるリチウムイオン二次電池の 性能および寿命の試験方法を定義し、走行パターンを模擬した充放電プロファイルを用意しています。

国際標準の充放電プロファイルに加え、ユーザー自身が実車走行時のデータ記録をもとに充放電プロファイルを定義する方法もあります。この度、弊社では様々な充放電プロファイルに対応できる新機能を開発いたしました。この機能を使用すれば、長時間に及ぶプロファイルでも、1000 point/sec. という高速出力レートで再現性高く生成することが可能です。

詳細は、下記のリンクのアプリケーションノートをご覧ください。

アプリケーションノート