モデル3830マルチプレクサ
モデル3830マルチプレクサ(mux)により、異なる機器間でのコンピュータ選択による相互接続を簡単に実行します。6つのフローティングBNCコネクタを入力又は出力のいずれかとして利用することができ、DPSTリードリレースイッチ経由で2つの共通バスのいずれかに結合します。これにより、関連するリレーが励起されていない場合にコネクタの内部及び外部パーツの両方を分離します。また、この2つのバスを7番目の「ブリッジ」リードリレーを経由して一緒に接続することができ、2、2入力、1出力マルチプレクサ又は5入力、1入力マルチプレクサのいずれかを操作することができます。その他の構成ももちろん可能です。
このユニットはPCのUSBポート(32ビットOS)から電源を供給し、制御することができるため、追加の電源は必要ありません。操作は全てソフトウェアを経由して行い、手動スイッチ又はモジュールでの設定はありません。
提供されている機器制御ソフトウェアは二層で構成されています。上位レベルでは、シンプルなWindowsダイアログアプリケーションである「SR3830マルチプレクサ」は「状態」として知られるスイッチングパターンを実現する便利なパネルを提供し、グラフとして設定し、「構成」ファイルに結合することができます。
使いやすいSR3830マルチプレクサアプリケーションソフトウェア
構成ファイルをディスクに保存し、ディスクから読み込むことができます。これらのファイルを利用して、非常に簡単に実験を複製します。
そのため、2つの主な操作モードが利用可能です。マルチプレクサを「自由な発想で」操作したいユーザーはプラグインし、ドライバとソフトウェアをインストールし、SR3830マルチプレクサソフトウェアを利用して制御するだけです。
また、マルチプレクサをコンピュータ制御試験システムの一部として利用する場合、ユーザーはSR3830Comms ActiveX制御から制御を行うソフトウェアを開発することができmこのコントロールではユーザーがマルチプレクサへコマンドを送信し、反応を受け取るような低レベルのコードを書く必要性を排除し、より高レベルなプログラムを開発して実験を実行することができます。以下のようなアプリケーションに使用されます。
- 電圧計又はオシロスコープなどの測定機器の入力に対する複数のセンサ出力のいずれかを切り替えます。
- オシレータなどの信号ソースを複数のアクチュエータ又はドライブセルに接続
- 信号回復のマルチプレクサを異なるサプライヤーの機器と同時に制御する必要がある場合に、LabVIEWにおける試験及び測定システムを実行します。
- インターネットエクスプローラーで制御するスクリプトウェブページ(HTMLファイル)を利用する測定システムです。
また、SR3830Comms制御はSRInstCommsなどのその他の信号回復ソフトウェアActiveX制御と同時に利用することが当然でき、洗練されたシステムを構築することができます。例えば、5個1組のフォトダイオードは、ユーザーが開発したアプリケーションプログラムが各フォトダイオードの信号を連続して測定できる両方の制御を利用して、モデル3830を経由するモデル7270 DSPロックインアンプの電流プリアンプの入力に接続することができます。
最上位レベルのSR3830マルチプレクサソフトウェア及び下位レベルのSR3830Comms ActiveX制御には、包括的なオンスクリーンヘルプファイルが含まれており、Lab VIEW、Visual Basic、VBScript、Visual C++、及びExcel内の制御を利用例が提供されています。また、取扱説明書は印刷版及びPDF形式の両方があります。