SVET走査振動電極技術

この走査振動電極技術は、単一のワイヤを利用して溶液内の電圧降下を測定します。この電圧降下はサンプル表面の局所的な電流によるものです。溶液中のこの電圧を測定することで、サンプル表面の電流を画像化できます。電流は腐食又は生体プロセスから自然発生する場合があり、あるいは電流はガルバノスタットを利用して外部で制御することができます。

圧電ユニットはZ方向(サンプルに対して平行な軸)のプローブを振動させます。振動の振幅は、ピーク間での10ミクロン単位にしかならない場合があります。この小さな振動が測定可能な非常に小さな電圧を供給します。

従って、プローブでのその応答(信号 +ノイズ) は電位計により測定されます。測定された電位計の出力は、ロックインアンプに対する入力です。次にこれは同一の振動周波数で基準に対応する位相検出器を利用し、測定されている応答全体からの小さなAC信号を抽出します。VersaSCANではAmetekの業界トップの信号回復7230ロックインアンプのノイズ特性を利用して、これらの小さな信号の測定を行います。

記録された電圧やプローブは再配置されます。電圧と位置が表示されるにつれ、データは結果をマップに表示します。

SVETの主要なアプリケーションは、地金の腐食プロセスを研究することです。これらの金属はガルバニー対となる場合があり、又はこれらは穴や割れ目などの局所的な非均質の腐食事象を原因に発生する場合があります。

経時的実験シリーズにより、様々な領域が不活発になったり、活発になったりする腐食事象が発生する状況を観察する機能を文字通り提供します。

また、生物システムで使用されるSVETの利用及び結果に関するアプリケーションや基準は数多く存在します。
  • 仕様 +


    ロックインアンプ
    ノイズ感度毎秒13fA
    周波数範囲1 mHz、最大250 kHz
    フルスケール感度10nV ~ 1V
    DSP安定性温度ドリフトに影響されません
    高度の機械的安定性故障の原因となるファンはありません
    ピエゾサンプル表面に垂直になる最大30ミクロンの振動
    電位計
    ゲイン1x ~ 10,000x(10単位)
    プローブ
    材料Pt/lr
    単一要素プローブ
  • オプション +


    L-Cell VersaSCAN L-Cell
    • VersaSCANの光学台にねじ留めします
    • およそ1 Lの容積
    • 水平調整機構
    • 大型な平坦サンプル及び直径 32 mmの搭載サンプルに対応
    • 特にLEIS、SVET、SKP、SDC、OSPなどのあらゆる技術に推奨
    mL-Cell VersaSCAN mL-Cell
    • VersaSCANの光学台にねじ留めします
    • およそ7 mLの容積
    • 水平調整機構
    • 直径32 mm搭載サンプル及び非標準サンプルなどの多くのサンプルに対応
    • 低容積SECMアプリケーション向けに特別に設計
    VersaCAM VersaCAM
    長作動距離ビデオ顕微鏡
    • カメラ:
      • カラー
      • 画素数:795 (H) x 596 (V)
      • 最低照度 0.02 lxF1.2
      • 出力:12V DC ±10%
      • 付属アダプタによるCSマウント又はCマウント
    • レンズ:
      • Cマウント
      • マニュアルフォーカス
    • ディスプレイ:
      • 8インチカラーTFTディスプレイ
      • PAL & NTSC自動選択
      • 640x480(307,200画素)画面分解能
  • ビデオ +

    SVET走査振動電極技術のビデオ実演を見る

  • 実験 +


    ライン走査振動プローブを利用して、サンプル表面における局所の電流により溶液に存在する電位場の傾斜を測定します。ロックインアンプはノイズを識別し、信号を増幅します。ソフトウェアでのシーケンシングを行うことで、実験により局所の電流源が時間の経過とともにどのように変化するのかを想定することができます。SVETはSKP又はOSPからの地形学的データを利用し、定距離モードで実行することができますが、プローブは交換しなければなりません。
    領域走査SVET領域走査は、Y方向における増加した位置でのXライン走査実験です。このXY平面はマップとしてグラフを描画します。
    自然発生的電流又は適用電流 SVETは、自然発生する電流の結果として、又は制御適用電流により電位場の傾斜を測定することができます。金などの不活性サンプルに対し上記電流を適用するVersaSTATなどの追加器具が必要になります。