7270汎用DSPロックインアンプ

モデル7270

モデル7270は、汎用DSPロックインアンプの新しい基準を打ち立てています。7270は次世代機であり、7265のバージョンを大幅に改善しました。この機器は1990年代初頭に最初のDSPロックインアンプが導入されて以来のテクノロジー発展を最大限活用して、コア設計をアップデートし、最新機能を全て盛り込んで作り上げられています。新しいアーキテクチャにより、旧式設計のものよりも一層コンパクトな機器でありながら優れた仕様を提供することができています。この結果、ロックインアンプの傑出したパフォーマンスとして使いやすさが向上し、1 mHzから250 kHzまでの周波数範囲に対し全ての測定に適しています。

多用途性
弊社製品群のその他モデルと共通することとして、7270は適用信号の基準周波数で二重相ロックイン検出以外の機能も提供しています。二重参照及びデュアルハーモニック検出などの信号回復独特の機器の特長を追加し、これらにより2つの異なる周波数を同時に測定することができます。スペクトル表示モードでは入力信号のパワースペクトル密度を表示し、基準周波数選択時の干渉信号を回避しやすくします。直列復調の実施は現在でも可能です。このモードでは、(高)「キャリア」周波数での振幅変調信号は当初その周波数に復調されます。短時定数で結果として生じる同相出力は、変調周波数での信号であり、これはその後、同一の変調周波数で動作する復調器の第二セットによる検出に引き継がれます。ポンププローブ測定で利用できるこのような検出技術では現在のところ、2つの独立機器間でアナログ接続する必要があります。

高速データ処理
主要なADCサンプリングレート及びアナログ信号出力がアップデートされるレートは1 MSa/sであり、走査プローブ測定時などの出力フィルタ短時定数設定での使用時に優れたパフォーマンスを提供します。内部曲線バッファへのデータ保存が可能な最大レートを点毎に1 μsまで増加させていますが、これらの短時定数使用時に機器出力を直接把握することが初めて実現できます。また、このバッファ長により100,000の点集合まで増加させ、最速のサンプリングレート100 msでの記録時間を提供します。さらに、高速キャプチャモードでは、そのバッファ長は保存されている出力数により分割する必要はなく、例えば同時点での100,000点のX、Y及び補助ADC1値を完全に保存することができます。

リモート制御
内蔵RS232、USB及びイーサネット接続により、コンピュータにより完全な制御が可能になります。弊社はこれらの任意のインターフェースを経由して機器を操作し、周波数応答測定などの複雑な実験の設定及び実施を容易にすることができる、包括的なソフトウェアパッケージである取得を提供しています。あらゆる機器の機能をリモート制御することもできます。自らのプログラミングを利用したいユーザは、弊社のActiveX 制御及びツールキット(SRInstComms)、又は無償LabVIEWドライバを利用してタスクを単純化させることができます。

まだ見ぬものを見る
つまり、1 mHzから250 kHzまでの範囲で動作する汎用ロックインアンプをお探しなら、これ以上探す必要はありません。信号回復モデル7270をご覧いただいているのですから。

  • 仕様 +


    信号チャネル
    電圧入力
    モードAのみ、-Bのみ、又は差分(A-B)
    周波数応答1 mHz < F < 250 kHz
    フルスケール感度2 nV ~ 1 V、1-2-5 シーケンス(2 nV、5 nV、10 nV、20 nVなど)
    Z - FET10 MΩ // 25 pF、AC又はDC結合
    Z - バイポーラ10 kΩ // 25 pF、入力はDC結合必須
    最大安全入力±12.0 V
    Vinノイズ - FET5 nV/√Hz @ 1 kHz
    Vinノイズ - バイポーラ2 nV/√Hz @ 1 kHz
    C.M.R.R.100 dB超 @ 1 kHz、周波数増加での6 dB超/オクターブによる低下
    ゲイン精度±0.5%通常、±1.0%最大
    歪み-90 dB THD(60 dB AC ゲイン、1 kHz)
    電流入力
    モード低ノイズ(10E8 V/A)又は広帯域幅(10E6 V/A)
    フルスケール感度
    低ノイズ2 fA ~ 10 µA(1-2-5シーケンス)
    広帯域幅2 fA ~ 1 µA(1-2-5シーケンス)
    周波数応答(-3 dB):
    低ノイズ1 mHz < F < 500 Hz最小
    広帯域幅1 mHz < F < 50 kHz最小
    インピーダンス
    低ノイズ2.5 kΩ未満 @ 100 Hz
    広帯域幅250 Ω未満 @ 1 kHz
    ノイズ
    低ノイズ13 fA/√Hz @ 500 Hz
    広帯域幅130 fA/√Hz @ 1 kHz
    ゲイン精度± 2.0%通常、中域
    最大ダイナミックリザーブ100 dB超
    接地BNCシールドは1 kΩから地面を経由して、接地又はフロートさせることができます。
    信号モニタ振幅±1 V FS
    出力インピーダンス1 kΩ
    基準チャネル
    基準入力
    周波数範囲1 mHz ~ 250 kHz
    アナログ入力(前面パネル)
    インピーダンス1 MΩ // 30 pF
    正弦波入力レベル1.0 V rms*
    周波数範囲0.5 Hz ~ 250 kHz
    矩形波入力レベル250 mV rms
    周波数範囲2 Hz ~ 250 kHz
    基準チャネル
    位相セット分解能0.001°増分
    位相ノイズ、100 ms TC時、12 dB/オクターブスロープ:
    内部基準0.0001° rms未満
    外部基準0.01° rms未満@ 1 kHz
    直交性90° ± 0.0001°
    取得時間
    内部基準瞬間
    外部基準2サイクル + 1 s
    復調器及び出力処理
    高調波除去-90 dB
    出力フィルタ
    時定数10 µs ~ 100 ks(1-2-5シーケンス)
    スロープ(ロールオフ):
    TC 5 ms未満6又は12 dB/オクターブ
    TC 5 ms超6、12、18又は24 dB/オクターブ
    同期フィルタ20 Hz未満のFで利用可能
    オフセットX及び/又はYでの自動及び手動:±300%フルスケール
    位相測定分解能0.01º未満
    オシレータ - 一般
    周波数範囲1 mHz ~ 250 kHz
    設定分解能1 mHz
    絶対精度± 50 ppm
    振幅範囲1 µV ~ 5 V
    最大設定分解能1 µV
    出力インピーダンス50 Ω
    掃引
    周波数掃引
    出力範囲1 mHz ~ 250 kHz
    原理線形又は対数
    ステップレート1 kHz 最大(1 ms/ステップ)
    振幅掃引
    出力範囲0.000 ~ 1.000 V rms
    原理線形
    ステップレート20 Hz 最大(50 ms/ステップ)
    オシレータ出力
    振幅
    精度±0.2%通常
    安定性50 ppm/ºC
    歪み(THD)-80 dB @ 1 kHz及び100 mV rms
    データ保存バッファ
    サイズ100,000データポイント
    最高保存レート
    高速モード最大1 MHz(X1、Y1、X2、Y2、ADC1、Demod I/P 1、Demod I/P 2)
    標準モード1 kHz
    ユーザ設定
    最大8つの全面的な機器設定を保存したり、不揮発性メモリから自在に呼び戻すことができます。
    インターフェース
    USB 2.0、イーサネット、RS232では機器設定の全面的な制御、データの読み出しを行うことができます。
    一般
    電源要件
    電圧110/120/220/240 VAC
    周波数50/60 Hz
    出力40 VA最大
    寸法
    15½" (390 mm)
    奥行7¼" (185 mm)
    高さ
    フィートあり7¼" (185 mm)
    フィートなし6½" (170 mm)
    重量12.8 lb (5.8 kg)
    仕様は事前の通告なく変更される場合があります
  • オプション +


    品目 モデル番号
    ラックマウント K02005
  • ソフトウェア +


    品目 モデル番号
    Acquireソフトウェア
    このソフトウェアは多様な線のスタイルを利用して好きなようにデータを表示する強力なプロットエンジンがあり、テキスト及びCSVファイルの両方にデータをエクスポートすることができ、包括的なクリップボードのサポートを提供し、状況に応じたヘルプシステムを備えています。
    Acquire
    Active X制御 SRINSTCOMMS