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バッテリーアナライザ SI-9300R

   

SI-9300Rバッテリーアナライザは、高出力の電池セルの特性評価に最適な測定解析ソリューションです。電池材料の研究を加速し、電池セルのSoC評価やSoH推定をサポートし、電池セルの劣化原因の解析が可能となります。
SI-9300Rは、モジュール式の測定解析システムで、各アナライザモジュールに5つの独立した測定チャンネルを搭載しています。各チャネルの定格電力3kWで、最大300Aの電流パルス、最大200Aの電流(連続)に対応します。従来の充放電装置の機能だけでなく、HEV、PHEVの電池セルの開発や、電気自動車のリユース電池セル適した先進的な機能を有します。

 


   

 
回生エネルギー

SI-9300Rは、エネルギー効率の高い電力回生技術を搭載し、電池セルから放電された余剰電力を電力グリッドに戻すか、システム内でリサイクルすることで、非回生型システムに比べて最大90%の運用コストを削減します。また、電力回生技術は装置の冷却要件を緩和するため、SI-9300Rは非回生型システムに比べて容積4分の1のとなる小型化を実現しまし、設置スペースを節約します。

 



    マルチ電流レンジ

電流レンジが1つだけの充放電装置では小さい電流の測定時には分解能が不足しますが、SI-9300Rは新しいマルチレンジ電流センサーを利用し、高Cレートでも低Cレートでも優れた電流分解能と精度を実現しました。パウチ型セルや角型セルの特性評価や、18650や21700などの円筒型セルのサイクル試験に適しており、量産での最終検査やドライブサイクル試験、HPPC (Hybrid Pulse Power Characterization)試験に使用可能です。また、1台で複数の電流レンジをカバーできるため、複数台の単一電流レンジの充放電装置する必要はありません。省スペース化を実現するだけでなく、試験条件や試験計画の柔軟性を高めることができます。

 

    インピーダンス測定を標準搭載

SI-9300Rには、全てのチャネルに専用のソーラトロンのFRA技術を搭載し、各チャンネルで独立に電池セルのインピーダンス測定が可能となりました。さらに、補助電圧測定チャネルにより、アノード/カソード電力の同時インピーダンス測定にも対応します。

 
    リアルタイムデータ解析

SI-9300Rでは充放電試験の実行中でもリアルタイムに等価回路フィッティングを実施することができるため、電池セルの特性の変化を継続的に観察することができます。当機能と独自アルゴリズムを活用することで、電池セルのグレーディングや、迅速なSoC/SoHの解析に拡張することも可能となります。


    Direct to Disk テクノロジ

従来の充放電装置は、パソコンの処理により測定データを保存しているものが主流です。一方、SI-9300Rは、Direct to Disk テクノロジを使用し、パソコンの介在なしでデータを直接ハードディスクに書き込みます。このため、データ量が多くなる多チャンネル測定の場合、これによりパソコンのワークロードが劇的に削減され、システムの信頼性が向上し、パソコンのリソースは、チャンネル監視、データ分析などに集中できます。



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